<ルームメート>
留学生活を送る場合、初年度は寮に住む場合が多いと別のページに書きましたが、ルームメートが誰になるかというのは不安の種の一つです。

どんな人だろうか?
自分に合う人だろうか?
自分は英語をあまり話せないけど大丈夫か?

などなど・・・。

学校によっては事前にルームメートについてのアンケート用紙があるので提出していれば、全く意に反する人と当たる事はないですが、ベストフレンドになるようなルームメートに当たる事は確率からいって高いとは言えません。現に僕は高校時代の初年度、カリフォルニア大学時代の寮に住んでいた頃はルームメートに恵まれませんでした。どちらの学校も2年目以降はルームメートが選べたのであまり問題は起りませんでしたが・・・。

そこで事前にルームメートを知る為に合格通知と共にルームメートの情報の書類が届いたらまずはコンタクトを取ってみましょう。メールなどで自己紹介と自分の好きな物など書いて送れば良いでしょう。その際、自分が書いたことに対して相手に同じような質問をしてみたり、自信がなければ「自分は英語があまりできない」と付け加えておくことをお勧めします。手元にあれば自分の写真を送っても良いでしょうが、それはある程度親しくなってからにしましょう。

事前に相手の趣味やライフスタイルなどを聞いておくと便利です。

なお、これはちょっと話が反れますが、ルームメートに限らず在校生にメールなどで事前に情報を入手しておくことも大事です。現地にいる学生から生の情報を聞けるので非常に重要な存在となるでしょう。もし学校側から、参考になる生徒のメールアドレスなどが送られてきたら、迷わずコンタクトを取って疑問をぶつけてみましょう。

<寮生活について>
大概の寮は各寮ごとにRA(Resident Assistant)が配属されています。RAと呼ばれる人はその寮、もしくはその寮の階の責任者です。大体は同じ生徒が勤めています。ルームメートや部屋の冷暖房の不具合や他に何か不満がある場合は、我慢せず相談しにいきましょう。

ただ寮内にあるものの修理は日本と違って時間が掛かる場合があります。またたまに、RAが寮の責任者(RD=Resident Director)に言い忘れている事もありますので、何日も経って改善が見られない場合は、再度言いに行きましょう。

またルームメートの不仲で変えてもらいたい時は、RAに告げ話し合いの場を持ってもらうのが一番ですが、それでも改善が見られない場合、最悪自分の部屋を変えるということも考えないといけません。これは環境を変える最終、尚且つ最善の手段ですが、その場合は事前に仲の良い人にルームメートになってもらうなど、次の策を打っておきましょう。険悪な雰囲気のまま寮生活を続けるのは少なからず勉強に影響します。

またどこの寮でもそうですが、どこの寮でも週末や水曜の夜(木曜の朝は授業が始まるのが遅い学校が多い)はパーティーと称してうるさい寮が多いです。音楽ならまだしも廊下や自分の部屋の前が溜まり場となったら「うるさい」の許容範囲を超えるでしょう。

こういう事態が真夜中に起きた場合、RAは既に寝ている場合があるので、直接言いに行くのがベストだと思います。