アメリカの大学では授業料と共に寮費が含まれている場合が多いです。大学によっては寮に住むことが前提となっているところや、最初の1-2年は寮に住まないといけないなどの規定があります。
僕の場合、カリフォルニア州に居たときは2年目から友達とアパートに移り、ウィスコンシン州では大学卒業(約2年半)するまで寮に住んでいました。
寮に住む利点は学校で食事ができることです。ミールプランというものがあり、生徒は自分に合ったプランを選ぶことができます。
<ミールプランについて>
学校によってはミールプランの形式が違います。中にはミールプランもなく食堂に行って取る食べ物によってそれ相応の額を請求される学校もあります。またアパートなどで暮らす場合、ミールプランに入れないという決まりがよくあります。予め調べておくと良いでしょう。
<ミールプランの一例(僕が卒業した大学)>
110 Block Plan with $255 Munch Money
150 Block Plan with $155 Munch Money
180 Block Plan with $80 Munch Money
20-Meal-Per-Week Plan
例えば一番上は、食事110回分+その他構内で飲食店で255ドル使用可能ということです。最後は飲食店で使えない代わり週7日&一日3回の食事が保障されます。
<大学での食事>
ほとんどの学生は学費と共に払う生活費(寮費、食費など)の中にミールプランが含まれていて大学内の食堂で食べる事ができます。味は保証できないですが、場所によってはおいしい学校もありますが稀です。
ところでこのミールプランについて面白い事を大学在学中にそこで働いている人から聞きました。ほとんどの学校はミールプランなるものがあり、払った食費によっていくつかのプランの中から選べます。簡単に言うとカフェテリア(食堂)で食べられる回数がプランによって違うのです。朝・昼・晩の食事をしっかりカバーするプランや、いずれかのミールのうち1食を抜いて浮いた分、学校内にあるスナックバーなどでポイントとして使えるプランなど学校によってさまざまです。僕が聞いた面白い話とは大抵の生徒は、
ミールプランを全部使い切る事がほとんどありません。何故かと言うと、学校の友達と外に食事に行ったり、学校の行事やクラブ活動などで外泊したり、学校の食事が不味過ぎて食堂に行くのをやめたり(笑) するからです。セメスター(学期)を終盤に迎えてもミールポイントが余る事が多いです。カフェテリアを任されている会社の方によると、その余りが・・・「僕たちの会社の儲け。生徒たちは使い切れないの知ってるから、わざと多めの回数が食べられるプランがある。生徒たちはセメスター序盤でどれだけ食堂で食べられるか分からないからね。」
なるほど・・・確かに僕もポイントを使い切った学期は1度きりで、ほとんどがポイントを余らせてしまいます。
もし初めて食堂で食事した時、味に期待が持てなかったらプランを変更する事をお勧めします(入学後の話になりますが)。
<外食について>
どんな人でもそうだと思いますが、いくら最初は珍しかったり、(日本にない食べ物が)おいしく感じたとしても、毎週同じような食事を出されると飽きるものです。特に朝食と週末の食事はローテーション化されている学校が多く、同じ様な食事を食べるなら、今日は外で・・・って思うようになるでしょう。週末に外で友達と食べる機会は生活が慣れてくると多くなると思いますが、注意しないといけないのはアメリカ人や他の外国人の友達と行く場合、
友達と気軽に週末は外食という外国人は日本人に比べて割合が少ないということです。
これは特にアメリカ人に多いですが、彼ら(彼女ら)は週末=仕事という人が多く、更に外食に使う余分なお金がない人が結構います。
バイト(や仕事)の給料が入った直後などは、気軽にご飯食べに行こうという人がいますが、普段はあまり行かずお金を節約している人が多いということです。
だから無理に誘うのはやめましょう。
誘う時は気を使って安い場所に食べに行ったり、予めどこに行きたいか?などと聞いてあげるといいでしょう。
それと車で遠出して食事(だけでなく買い物など)などに連れてってもらう場合、
アメリカではガソリンの値段が州によって高い場所もあるので、少しだけでもガス代を払いましょう。
もちろん強制ではないですが、乗せてってもらう側としての礼儀です。もし現金を受け取ってくれなかったら、食事代などをもってあげると良いでしょう。
もちろんこれはルール化されている訳ではないですが、
「車持ってないから、乗せてもらうのは当たり前」などと思わず、相手側にも気を使ってあげましょう。